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include と require の違いと使い分け [php]

PHP の include と require は、どちらも、関数をまとめた別ファイルなどを読み込む場合に使用します。
同一スクリプト内で複数回読み込むことができます。
どちらも同じような機能なので、どう使い分けたらいいのか悩むことがあります。

また、外部ファイルを1回だけ読み込みたい場合は、include_once や require_once を使います。
すでに読み込まれていた場合は、再度、読み込むことはしません。
関数などは、複数回読み込むとエラーになるため、_include_once や require_onceを使うことになります。
こちらも、同じような機能になっています。


【include と requier の違い】
include は、外部ファイルの読み込みに失敗しても、そのまま処理を続行します(警告が出ます)。
require は、外部ファイルの読み込みに失敗した場合、エラーで処理が停止します。

機能的な違いは、これだけです。
機能の違いにより、表示速度も違ってきますが、通常は無視できる程度の差だと思います。
なので、使い分けとしては、次のようになります。


include
複数回読み込む必要があり、読み込みに失敗してもユーザーには支障がない場合
<例>
 広告バナー、デザイン的な画像など

include_once
複数回読み込む必要がなく、読み込みに失敗してもユーザーには支障がない場合
<例>
 説明文、コピーライト表示など

require
複数回読み込む必要があり、読み込みに失敗するとシステムを操作できなくなる場合
<例>
 パンくずリストやページングのガイドなど
 (ページの上下に表示する場合、2回読み込む必要がある)

require_once
複数回読み込む必要がなく、読み込みに失敗するとシステムを操作できなくなる場合
<例>
 メニュー(ボタン)、関数をまとめたファイルなど



PHP は、動的に HTML データを生成することを目的に作られたスクリプト言語です。
そのつもりで見ていると、これらの関数の使い道も見えてくると思います。




タグ:PHP
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