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田舎の中小業でIT化が進まない原因 [雑談]

先日、役所の人と話をしたときに「企業のIT化がまったく進んでいない」という話題になりました。それは、私自身もすごく感じています。というか、驚くほど進んでいません。
いまさら「IT化」というのも変ですが・・・。

私の住んでいるところは、田舎の小さな街。
中小企業がたくさんあります。

ほとんどの中小企業は大企業の下請けだと思います。
そのためなのか、情報発信の必要性を感じていないようで、ホームページを持っていないなんて会社がたくさんあります。

連絡をとるのも、電話かFAX。
メールアドレスはもっているけど使ったことがない。
直接会いに行った方が早かったりします。

役所の申請書類をホームページからダウンロードできるようになっていても、役所まで紙の書類を取りに来たり・・・。

せめて、メールくらいは使えるようになってもらいたいものです。


もうパソコンが一般的になってからだいぶたつし、スマホだってかなり普及していると思っているのですが、実際にはほとんど使っていない、使いこなしていない会社も多いと感じています。
若い社長の会社であっても、「紙と鉛筆方式」でやっている会社もあります。


逆に、小さい会社なのに、パソコンやタブレットを駆使して、先進的なことをやっている会社もあります。
60代、70代の社長なのに、ITツールを使いこなしている会社もあります。



その差はなんなのか?
いろいろ見ていると、IT化の進んでいる会社の社長(役員)は、普段からパソコンやインターネットを利用しています。
ブログや Facebook をやっていたり、趣味の写真を整理するのにパソコンを使っていたり。
プライベートでも使っているから、ITのメリットとデメリットを理解していて、自分の会社に必要な機能がなんなのかをしっかりと認識できているようです。


IT化の進んでいない会社の社長は、ほぼ確実に自宅でもパソコンなどを使っていません。
都会にいるとスマホを活用しないと不便だと感じることもありますが、田舎だとスマホなど無くても生活に支障が出ません。
周りに使いこなしている人もほとんどいません。
普段から使っていないので、「難しいモノ」という先入観があるのかもしれません。
ITの導入に積極的な社長であっても、普段からパソコンなどを使っていない社長だとうまく活用できていないケースが目立ちます。
よくわかっていないので、会社内にパソコンに詳しい若い社員がいても、指示が出せないとか、説明できないという状況になってしまっているようです。


IT化は、トップダウンで進めることが多くなるはずなので、トップである社長がITの利点をわかっていなければ、うまく活用できません。
田舎に住んでいると、「使えなくてもなんとかなる」のですが、まずは、社長が ”使えるようになってみる” ことです。



「パソコン覚えるくらいの努力が出来ないなら社長なんかやめちまえ!」
と、某社長が言っておりました(笑)




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