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出来ていて当たり前!?意外と多い間違い [ネットショップ]

いろいろなネットショップを見ていると、
「根本的」な間違いを見かけることがあります。
当たり前すぎてブログで書くほどのことではないと思ったのですが、
とりあえず、書いておきます。


■HTMLやcssが正しく書かれていない
HTMLやcssにあまり詳しくない人は、
テンプレートなどからコピペしたりして使っていると思います。
ところが、そのテンプレートが間違っていたり、
ちょっと書き換えたときに間違ったりしていることがあります。

半角スペースが抜けているとか、
タグが全角文字で書かれているとか、
""でくくられていないとか。

HTMLやcssが間違っていると、想定通りの表示にならないとか、
画面上に変な文字が表示されるといった状態になります。
極端な場合には、
Googleなどからスパムサイトと認識されてしまうことも考えられます。

HTMLやcssには、書き方のルールが決まっています。
あやふやな知識で間違ったままにしておくと、
あとから思いもよらない問題に発展する可能性もあります。


■商品写真と説明文が合っていない
たまに、写真や商品名と違う説明文になっているページを見かけます。
ワードなどで作った文章をコピペするときに間違えたか、
違う商品の資料を見ながら入力してしまったか・・・。

写真と説明文が違うことに気づいたユーザーは、
写真が正しいのか、説明文が正しいのか判断できないので、
購入しなくなります。
また、商品知識をもっていないユーザーが気づかずに買ってしまうと、
「説明と違う」というクレームになり、
「二度とこの店で買わない!」ということになります。

せっかく、ユーザーが商品を探して当ててページを見に来てくれたのに、
購入する前に離脱することになります。
これでは、どんなに宣伝しても売れません。


■スマホ用画面を作っていない
扱っている商品にもよるかもしれませんが、
現在のネットショップでは、PCからよりも
スマホから購入する人の割合が圧倒的に多いと思います。

スマホからの売上げは、
PCからの売上の2倍くらいになってもおかしくありません。
それなのに、スマホ対策をまったくしていないショップが
たまにあります。

普段からスマホを使っていない人からすると、
よくわからないのかもしれませんが、
スマホ対策はかなり重要です。

もし、スマホ用のページを作っていないのであれば、
作るだけでかなり売上が増えるはずです。



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きれいなトップページを作ると売れなくなる理由 [ネットショップ]

よく「きれいなトップページにしたい」とか
「かっこいいトップページにして欲しい」
という要望があるのですが、私はほぼ無視しています(笑)。
一般的に、芸術的なデザインを好む人は多いですが、
そんなデザインのページを作っても、売上が増えるわけではないからです。

「トップページはお店の顔」だと思っている人が多いのですが、
それは間違いです。
アクセス解析でPVなどを確認してみてください。
ネットショップの場合、
商品ページを直接見に来る人が圧倒的に多いはずです。
トップページは、次の商品を探すために
ちょっと立ち寄るためのページなのです。

次の商品を探すために立ち寄ったのに、
イメージ画像や抽象的な文章ばかりで、
他の商品やおすすめ商品が表示されていなければ
別のお店を探しに行きます。
ユーザーが求めているのは、
きれいな、かっこいい、芸術的なトップページではなく、
欲しい商品が紹介されているページ
なのです。


ためしに、ランキングなどを調べて、
(異業種のショップでいいので)
売上の多いショップのトップページを見てください。
ほとんどの場合、ごちゃごちゃした、
雑多な感じのトップページになっているはずです。
きれいなページやかっこいいページではありません。
なぜ、そんなページが多いのかというと、
「売れるように作っていくとそうなるから」です。


たまに、ブランディングという名目で
デザイン性を重視する場合もあるのですが、
それは、広告費に年間何億円もかけている大企業の話しで、
月商数百万円程度のショップが
マネできることではありません。
マネしてもいいですが、売れなくなるだけです。


売上とトップページのデザイン性は連動しません。
トップページのデザインにこだわるよりも、
商品ページを増やした方が、売上につながります。



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商品を並べておくだけでは売れないネットショップ [ネットショップ]

ネットショップは小売業です。
もともと小売業をやっている人は
ネットショップを立ち上げても、
比較的うまくやっていけます。

ところが、製造業や卸業などの人がネットショップを始めると、
思ったように売れないということがよくあります。
これは、BtoB と BtoC の違いを理解していないことが原因です。


製造業や卸業などは、BtoB(Business-to-Business) ですが、
ネットショップは BtoC(Business-to-Consumer) です。
BtoB と BtoC では、やり方や考え方が違います。
まったく別の商売です。


製造業や卸業などの BtoB では、値段を安くすれば売れます。
取り扱う商品数を増やしたり、
大量注文に対応できるようにしたりします。
在庫がなくても、注文を受け付けることができます。
取引先からは、技術的な説明を求められます。
ブランド力がなくてもそれほど問題にはなりません。


では、小売業(BtoC) の人たちは、
商品を売るためになにをやっているのかというと、
チラシを配り、ポップを書き、定期的に棚替えをします。
商品説明できるように、自分で商品を使ってみたりもします。
在庫が切れないように、発注を調整します。
ブランド力があれば、値段が高くても売れます。
ユーザーの声を聞いて、日常的に改善していきます。

小売業の経験が無いと、
これでなぜ売れるのか理解できないかもしれませんが、
これが BtoC で売るためのコツなのです。


たまに、近所の小売業を見に行ってはどうでしょうか?
コンビニでも、ドラッグストアでも、ホームセンターでも、
店員さんが忙しそうに動き回っています。
無駄に動き回っているわけではありません。
商品を売るために動き回っているのです。


ネットショップでは、
製造業や卸業などのやり方や考え方は、まったく通用しません。
商品を並べておくだけでは売れないのです。



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やってはいけないネットショップでの誤字脱字 [ネットショップ]

どんなネットショップでも
検索からの流入にある程度頼っていると思います。
売上のほとんどが検索からというショップもあるかもしれません。
検索に使われるキーワードが間違っていたら、
かなり売上に影響します。


例えば、
「ディスク」という言葉を、「デイスク」と登録してしまったとします。
「ディスク」を検索したユーザーの検索結果には、
あなたのページは絶対に出てきません。
検索結果に出てこなければユーザーがあなたのページを見ることはありません。
これは、どんなにがんばっても、売れる可能性はゼロということです。


このようなちょっとした誤字脱字は、
紙や電話でのやりとりではほとんど問題になりません。
人間がいいように判断してくれるからです。
しかし、コンピュータはいいように判断してくれません。
ネットの世界ではたった1文字違っただけで致命的な問題となります。

実際、誤字脱字を直しただけで売れるようになることはよくあります。
それまでまったく売れなかった商品が、
1文字直しただけで、毎月売れるようになったりします。


一番多いのは、例にあげたようなカタカナ語の間違いです。
カタカナ語を使い慣れていない人は、
正しいと思って使ってるケースもあるようなので、
他人に見てもらうことが必要かもしれません。

次に多いのは、どこかからコピペしてきた時に
最後の1文字が切れてしまったみたいな間違いです。
コピペ元が間違っていたということもあります。
読み直せばわかることなのですが・・・。

他にも、使う漢字が違っていたりだとか、
そもそも日本語になっていないとか、いろいろあります。


ちょっとした誤字脱字は、
数百件も商品を登録していたら、1つや2つあるものです。
時間をおいてから見直してみると、見つけやすいかもしれません。

なお、理由はわかりませんが、
「うちはちゃんとやってるから大丈夫だよ!」
という人ほど、大量に誤字脱字が見つかるのも特徴です。




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がんばっているのに売れないネットショップの問題点 [ネットショップ]

ネットショップの相談があると、
そこの社長さんや店長さんなどから話を聞くのですが、
「がんばっているのに売れないお店」には、
共通点があります。

それは、「変なこだわりがある」こと。

例えば、
・トップページはかっこよくしたい
・綺麗な商品写真を使いたい
・レビューの数を増やしたい
・とにかく商品の登録数を増やしたい
・他店の価格を調べて、最安値をつけたい

たぶん、どこかから聞きかじったのだと思いますが、
こんな売上につながらない部分ばかりに時間を使っていたら、
売れるようになるはずがありません。

ネットショップに限った話しではありませんが、
なにか絶対的な方法があり、
それだけやっていれば必ず売上が増えるということはありません。

扱う商品や販売戦略に合わせて、
やり方を変えたり、組み合わせたりすることで、
売れるお店になっていきます。
なので、ベストなやり方はお店ごとに違ってきます。


売れているショップの人と話をすると、
こだわっているのは「売れるかどうか」であって、
そのやり方にはあまりこだわっていません。


コンサルをしていて一番時間がかかるのが、
この「こだわりを捨ててもらう」ことです。
実際にやってみせても、結果を出して見せても、
こだわりを捨てることができないという人はたくさんいます。

長年こだわってやってきたことを変えるのは
簡単ではないかもしれません。
やり方を変えてしまうと、売上が落ちてしまうのではないか
という不安があったりもします。

それでも、「がんばっているのに売れないお店」の
売れない原因は、変なやり方にこだわっているからです。

売上に影響しないようなところばかりをどんなにがんばっても
売れるようにはならないのです。



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